私たちの想い

一軒の家から、モノの物語へ

空き家に残されているのは、建物だけではありません。 そこには、誰かが選び、使い、大切にしてきた家具や道具、思い出の品々があります。

私たちは、それらを「不用品」と呼びません。 片付けの現場でひとつひとつの品物に向き合うたびに、私たちが考えるのは「これをどう処分するか」ではなく、「これを次にどうつなぐか」ということです。

壊すこと、片付けることの先に、私たちはもうひとつの物語を用意しています。 それが、私たちのリユース・海外輸出事業です。

捨てるのではなく、託すという選択

家財、什器、家電、車両、重機。片付けの現場でお預かりするものは、種類も大きさもさまざまです。 けれど私たちは、それらを一律に「不用品」として処分することをしません。

日本ではもう役目を終えたように見えるものも、海外では必要とされている場所があります。 まだ使えるのに廃棄されてしまうものを、廃棄物としてではなく「次の使い手を待っているもの」として扱う。その結果として、私たちのリユース・海外輸出事業部では、お預かりした不用品の約8割を再利用につなげています。

長く大切に使われてきたものを、今度は海外の誰かが大切に使う。 ものの寿命を最後まで使い切るという、シンプルだけれど大きな意味を持つ選択です。

中間業者を介さないという、もうひとつのこだわり

私たちは、フィリピンに構える自社の海外法人を通じて、リユース品を直接現地のバイヤーへ届けています。

一般的なリユースの流通では、複数の業者を経由するごとに手数料が積み重なり、その分だけ本来の価値が目減りしてしまうことが少なくありません。 私たちは仲介業者を挟まず、片付けの現場から海外法人のバイヤーとオンラインで直接つなぎ、その場で査定・交渉を行います。中間マージンが発生しない分、より高い利率での取引を実現できるだけでなく、輸出でありながらその場でスピーディーに結果をお伝えできるのも、この仕組みならではの強みです。

これは単に「効率がいい」という話ではありません。 片付けの現場で出会ったものの価値を、できる限りそのままの形で次につなげたい。そう考えた結果、私たちは自社で完結する仕組みを選びました。

リユースの収益が、次の「困りごと」を支える

こうして生まれた収益は、私たちの中で完結するものではありません。

リフォームや解体、その他のサービスにかかる費用の一部として還元することで、お客様がご負担いただく総コストを抑えることにつながります。

片付けで見つかったものが、資源として海外で新しい役目を得て、その収益が今度は空き家問題の解決というかたちで日本の誰かのもとへ戻ってくる。 私たちが一軒の空き家に向き合うとき、そこには「壊す・活かす」だけでなく、「循環させる」というもうひとつの視点が加わっています。

すべてがひとつにつながる場所へ

残置物の片付けから解体、そして土地活用やリフォームによる再生。 そこに、リユース・海外輸出という新しい循環の物語が重なります。

一軒の空き家から取り出されたものが、形を変え、国を越え、また誰かの暮らしの一部になっていく。 私たちランディングサービスは、この一つひとつの工程を別々のサービスとしてではなく、ひとつの物語としてお客様にお届けしたいと考えています。

私たちの仕事は、物語のように。

片付けから、解体、活用、そして循環へ。 すべてをワンストップでつなぐことこそが、私たちの目指すかたちです。